中古車販売のガリバーが、2014年11月、ニュージーランドに進出しました。
ガリバーのニュージーランド進出のはなしは、テレビ東京で2015年3月17日に放送された「ガイアの夜明け」で紹介していましたが、ガリバーの中古車販売への意気込みと、品質へのこだわりを感じました。

ハイウェイ

ニュージーランドは自国に自動車メーカーを持たない国ですが、クルマの普及率が世界第3位、走っているクルマの約6割が中古車という中古車大国なんだそうです。
そして、道路通行についても、左車線・右ハンドルという、日本と同じ環境です。

ニュージーランド店での展示車はわずか15台で、どれも中古車には見えない、新車と同じ輝きのあるクルマです。これが、現地のお客さんの眼を惹いて話題を呼んでいるそうです。

でも、展示しているクルマは、お客さんを呼び込むためのもので、いわば「客寄せ用」ということで、ガリバーが、ニュージーランドで中古車を販売するシステムは、日本での販売方法と同じです。
「ドルフィネット」といわれるガリバー独自の中古車検索システムで、日本全国のガリバー店舗で取り扱っている中古車の写真を見ながら、気に入ったクルマを探すシステムです。

ただ、このシステム、お客さんが気に入ったクルマがあっても、ニュージーランドに届くまでは、船便ということもあり、1ヵ月半から2ヵ月くらいかかるため、進出当初は、現地のお客さんにはなかなか受け入れてもらえなかったとか。

そこで、現地のガリバー・スタッフは、自分たちの強みである「品質の良さ」を前面に打ち出し、納車後15日以内なら返品可能なサービスや、不具合があった場合でも1年以内なら無償修理するサービスを打ち出しました。これが、現地のお客さんに受け入れられ、オープンから4ヶ月で158台も売れたそうです。

また、ガイアの夜明けで流されていた映像では、注文を受けたクルマを、ガリバーの整備工場にある商品化センターに運び込み、商品として仕上げられていく映像が流されていました。大小のキズやゆがみを研磨し車体全体の塗装も行われ、内装やシートのクリーニングなど、1台のクルマを3日間かけて整備していくんだそうです。

とても感動しましたね。
これが、ジャパニーズ・クォリティーなんですね。

2015年5月には2号店をオープンするそうです。それだけ、ガリバーの中古車の品質の高さがニュージーランドのユーザーに浸透し、ガリバーの販売システム「ドルフィネット」の利便性も受け入れられたからだと思います。

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