クルマをぶつけられたときの対処方法です。

前回の記事で、駐車場に止めておいた管理人NORIBOのクルマに、となりのクルマのドアが当たり、愛車のボディが凹んでしまったときの体験談を掲載しました。

そのときの経験をもとに対処法や注意点をメモしておきます。

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愛車オデッセイのボディの凹みぶつけられた直後のボディの凹み(赤の点線枠内)

 

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ぶつけられてから修理・納車までの流れを整理

先日、駐車場に止めておいた愛車に、となりのクルマのドアが当たり、愛車のボディが凹んでしまいました。

相手方 100%過失責任でクルマを修理するということで、まずは、ぶつけられてから修理・納車にいたるまでの流れを整理します。

当日の状況

ぶつけられた現場をおさえ、相手方と対応について話をし、警察を呼ぶことに。

現場に来た警察官は 2人。もちろんパトカーできました。

管理人と相手方から、事故発生時の状況を聴取。

警察官の話によると、今回のようなケースも「事故」ということになるだそうです。

この時点で、管理人のクルマは無人駐車状態であったので過失責任はゼロ。

相手方 100%過失ということで、お互いの自動車保険会社に連絡ということに。

通常の自動車保険会社の事故対応ダイヤルはフリーダイヤルですが、自動車保険会社の連絡先電話番号がフリーダイヤルでなくても、電話すれば保険会社から折り返し電話してくれるので電話代の心配はいりません。

ちなみに、警察からの聴取のとき、任意保険へ加入しているかを聴かれました。

あとは、自動車保険会社に任せるということで、警察官立会いのもと、お互いの連絡先(住所、電話番号、名前)を交換し、その場は終了ということに。

翌日、保険会社から連絡

翌日、管理人が加入している保険会社と、相手方が加入している保険会社から、それぞれ連絡がありました。

管理人が加入している保険会社からは、相手方の保険会社から連絡があったかということと、修理費用とレンタカー費用(代車)などの賠償責任について聞かれました。

一方、相手方が加入している保険会社からは、修理費用とレンタカー費用は相手方の保険会社で賠償するという連絡でした。そのとき、クルマを修理に出す整備工場の名前と電話番号、そしていつごろ修理に出すかも聴かれました。

クルマを修理に出す

整備工場にクルマを出したあと、数時間後に、相手方の自動車保険会社から連絡がきました。

そのときの内容は、「クルマを修理に出したか」ということと「レンタカーを借りたか」という2点。

相手方の保険会社には、事前に話をしておいたのですが、賠償責任でお金が出ていくからなのでしょう、念のための確認をいれてきたようです。

修理完了・納車

修理期間は約1週間。

整備工場から修理完了の連絡を受けクルマを受け取りに。

修理完了したクルマを受け取った翌日に、相手方の保険会社から電話が。修理完了と示談確認の電話でした。

これの電話を持って事故対応が完了しました。

相手方 100%過失責任でも、本来なら必要のなかった「手間」と「時間」を浪費してしまいました。

 

 

 

ぶつけられたときの対処や注意点

今回の事故対応で、いろいろな経験をさせてもらいました。

対応しながら、重要なポイントと感じた点や反省点などについて、いざというときのためにメモしておきます

警察を呼ぶ

事故に遭ったら、どんな些細な事でも警察を呼ぶことです。これは、加害者・被害者、どちらの立場でも同じです。

当事者同士での話し合いでの解決よりは、警察をあいだにおいて解決すべきです。

警察は、今回のようにドアがぶつかってボディが凹んだだけの些細と思われるようなことも「事故」として扱ってくれます。

自動車保険会社の連絡先はメモしておく

加入している自動車保険会社の連絡先は、どこかにメモしておく。

たいていの自動車保険会社は契約書と一緒に、免許証と同じくらいのサイズで、緊急時の連絡先のカードを同封しているので、それを免許証と一緒に持ち歩けば、いざというときでも大丈夫です。

状況を説明は落ち着いて正確に伝える

事故に遭った直後というものは、冷静な状態ではなくなります。

冷静な状態でないときだからこと、状況を説明するときは落ち着いて正確に伝える気持ちが必要です。

とくに、自動車保険会社への連絡は、警察を呼んでから、警察官に話を聞いてもらってからでも遅くはないです。まずは、警察の聴取に応じながら、いまの自分の気持ちを話して、気持ちを落ち着かせてからでも良いと思います。

事故現場の写真を撮っておく

事故の状況を正確に残しておくために、写真を撮っておくことをおススメします。

背景や人物、クルマであればナンバーなども入れておいた方が、あとで時間や状況を把握しやすくなります。

会話は録音

自動車保険会社と電話するときには録音しておくことをおススメします。

あとで自分が何を話したか確認することもできるし、対応のよろしくない担当だったときに、録音内容で対応改善を要求することもできるからです。

とくに、相手方の保険会社と電話での会話は、すべて録音しておくをおススメします。

まあ、保険会社でも電話録音はしているとは思いますが、こちらでも録音しておいた方が、あとあとのトラブルで録音内容が役に立つかもしれないからです。

クルマを修理に出すときの手間ヒマの補償をハッキリさせておく

今回のケースのように、相手方 100%過失責任でも、本来なら必要のなかったはずの「手間」と「時間」をかなり浪費してしまいます。

金銭的なことを言えば、整備工場を行き来するためのクルマのガソリン代もそうです。

管理人としては、当然、賠償の範囲と考えていました。

クルマの修理期間中に、相手方の保険会社に問い合わせたところ、相手方としては賠償の範囲外という回答。

なんでも過去の判例からの判断らしいが、そんなことは最初に伝えておくべきこと!

「納得がいかないなら裁判で判断してもらいましょう」みたいな言い方をされました。

ちなみに、管理人が加入している自動車保険会社では、保険会社によって対応が変わってくる内容らしい。今回のケースのように、相手方 100%過失責任の場合、管理人が加入している保険会社で交渉してもらうことはできないとのこと。

結局のところ、さらに時間と手間をかけるのもどうかと思い、示談するようにしました。

なので、本来なら必要のなかったはずの「手間」と「時間」と「ガソリン代」などは、最初の時点でハッキリさせておくことをおススメします。

修理に出すときは整備工場にも事情を説明

通常、自動車保険で修理するときには、保険会社から整備工場に連絡がいき、支払いは両社でやり取りするのが一般的ですが、修理に出すときは念のために整備工場にも自動車保険で修理することを伝えておくことをおススメします。

修理が終わって、修理代金の支払方法が変わってくるからです。

 

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クルマをぶつけられたときの経験をもとに対処や注意点をメモしました。

いざというときの参考になれば幸いです。

管理人としても、気づいた点があったら追記していきたいと思います。

 

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