先日、わたしが居住する地域は、ものすごい強風が吹き荒れていました。(2017年4月19日の夕方~翌日の朝方にかけて)

この強風の影響で、近所のカーポートのパネル(屋根)が壊れ、その破片が我が家のクルマに!

カーポートの持ち主は、すでに引越していて、家屋は解体、更地になった土地とカーポートが残された状態でした。

土地は駐車場として貸しているようでしたが、カーポートはそのままの状態で管理もしていないようです。

連絡先として把握しているのは電話番号だけ。ところが、なんど電話をかけても、電話に出ない・・・転居先は不明・・・

ここでは、電話に出てくれない先方へ連絡を取るための方法をメモしておきます。

パネルが飛んだカーポート
強風でパネルが飛んだカーポート

 

わたしがやってみたこと

強風のあった日から 1週間、毎日のように電話をかけ続けましたが、電話に出ないので、公的機関を利用しました。

最寄りの警察署へ電話

まず最寄りの警察署に「相談」ということで、電話してみました。

事情を説明したところ、警察は介入できないとのこと。

かりに、被害届を提出したとしても、自然災害扱いとなる確率が高いらしい。

その代わりに、警察から先方に電話してもらうようにしましたが・・・それでも先方は電話に出ない。

おそらくですが、先方は老婦人のため、振込詐欺対策として、登録された電話番号以外は着信音を鳴らさない設定をしている可能性がありそうです。

そのあと、警察から連絡があり、市の行政サービスとして相談窓口への電話を奨められました。

あと、法的な相談窓口として「法テラス」への相談も奨められました。

市の相談窓口へ電話

市の相談窓口へ電話し、事情を説明したところ、市からは「カーポートの管理依頼」手紙を出してくれることになりました。

手紙の送り先住所は、カーポートが所在する住所と先方の氏名をもとに法務局で管理されている登記簿から割り出すとのこと。

手紙には、カーポートの管理依頼をする発端となった「カーポートのパネルでクルマにキズが付いた」件も記載するようにお願いしました。

ただし、市としては、先方との仲裁までは行わないそうです。(これ、なんども言っていました)

とりあえずは、先方への連絡を優先し、連絡が取れたら、こちらに電話をしてもらうようにしました。

 

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いまは、市や、先方からの連絡待ちの状態です。

人への被害がなかったのは不幸中の幸いですが、今後、残りのパネルが風で飛ばされることは高確率でありそうです。このことが、うまく先方に伝わることを願っています。

先方が、今回の件を理解し、弁済等に応じてくれるかは微妙かもしれませんが、せめて無管理状態のカーポートは解体してもらいたいものです。

ちなみに、被害にあったクルマは娘のクルマで車両保険には入っていませんでした。

26才未満ということもあり、車両保険を付けると支払額が結構な値段になってしまうからですが、やはり、文字どおり保険をかける意味でも車両保険をつけておいた方がよかったのかもしれません。

 

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2017.6.3 追記
先日、カーポートの所有者と連絡が取れました。

事情を説明し、クルマのキズ修理に応じてくれるとのこと。また、無管理状態のカーポートも解体・撤去するそうです。無事解決できてよかったです。